Tramp's Trumpet (Full Edition)

by Takatsuki (a.k.a. Tree)

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credits

released March 21, 2016

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Track Name: Tramp's Trumpet
旅人のリズム

空に青い石を投げたらまた物語の続きを始めよう
こんなに遠くくまできたことだし
ここらでいくつか打ち明けようと思ってた事があるんだ

あのね、あてどなく歩いていたらいつも頭の中に聞こえてくるリズムがある
トタントタントトンタ...って旅をしているとき、いつものこのリズムに気づく
たたずむ金色プリズムの塔や暮れなずむ最後の夕日をメロディーにしつつ 
いつも確実に足音にはリズムが内在する...
けれど、あんま急いでるとこのリズムはただの2拍子になるし
たどりついて耳をかしづくと自然にリズムは喧騒にかすむ

ゆらゆらとゆれてふらふらとふれる

リズムはジャンル、リズムは人種、リズムはドラッグの種類
電車や飛行機のチケットにも似ていていきたいところは同じところ
今回のたびも歩いていくよ、せやかていつもきみ乗りもん酔いするやろ

足音に耳を澄ましたら踵が地面をキックする音と
つま先が伸びて地球を宇宙へ押しやる音
ふたつはスィングしてスクエアな空間から逸脱する

ゆらゆらとゆれてふらふらとふれる

こぼれだした水滴たち、このアルバムを強烈な旅行依存者
愛すべき散歩中毒者に捧げるよ、僕も同じさ、いろいろ背負って街に
縛られちまったんだろ僕の友達

聞こえるかいはねた黒ねこの足音 
見えるかい胸を張って歩く姿が

いつしか誰かが「旅人のリズム」と名前をつけた

カイロ発NY経由ベニーグッドマン/ニュージャックスィングからほっそりと伸びたパラレルワールドは
散歩中毒者の天国、青空の阿片窟
風来坊たちに口伝されたストリートの景色
そのリズムは動き続けるノマドたちのリズム
とどまることを知らず安住の地をのりくむありもしない桃源郷や完全なる平穏を
イズムイズムを乗り越えてあきもせずに追い求める人達のリズム

寄り道しよう

空に青い石を投げたらまた物語の続きを始めよう
こんなに遠くくまできたことだし
ここらでいくつか打ち明けようと思ってた事があるんだ
Track Name: Naked Flowers
あかままのはな 

----------
君がいるこの町が好きさ
ネオンで星の見えぬ空の下
へたっちゃってよどんだ瞳
宿した強く遠く高く守り星

横断歩道白いとこだけstep
踊ろうわたろうぜ相棒
これはゲームさけれど遊びじゃないんだぜ
享楽の賭けに今日も命がけ

高いビル隙間昨日むいては
ため息ついてるきみに捧げるぜ
どこ行きゃいいかわからなくて
うっかり影縫われちまったんだろ

あかままのはな 赤儘の花 
走り出せ天辺の果てまで
逆らいや慣わしの風に吹かれ
高らかに歌うぜ、そうだろ?

----------
どこを憚る訳じゃないさ
どんなときもそうさ道の上
騒がしい声に怯えちゃだめさ
旅人のリズムで迎えに行くぜ

幸せにしてあげたくてこんなに大きくなった街だね
気づいては誰かしら涙かき集め探した虚しさの在処

道のりが遠くずるく険しくて
っざけんなとボヤく君に捧げるぜ
プレゼントはギフトいつかまた会おう
千の孤独も厭わず行くよ

あかままのはな 赤儘の花 
砂をかんで土をつかんで
怒りや屈辱の汚泥にまみれ
真っ赤に咲き誇れ そうだろ?

----------
君がいるこの街が好きさ
言伝、走り書き、飛ばす手紙
路傍に佇み縁石にしゃがみ
旅人のリズムで拾う言葉に

つまづいちまったハンフリーボガードが
コンビニで漫画を立ち読みしてら
潔癖症に天使を拒み
のたれ死んだ たちんぼに似てるあの子に

良いも悪いも併せ呑み尚も信じ続ける君に捧げるぜ
いいかげん?
そうさこの界隈じゃ口にすりゃすべて叶うの 願いは

あかままのはな赤儘の花 
動き出せ小さな手のひら
そうさ今からたわませナがら
高らかに歌うぜ そうだろ!


(中野重治「歌」より)
Track Name: Akatsuki Konductor
アカツキコンダクター

遠く遠くへ僕らと行こうそうと決めたら旅の始まり
つれていくのさ荷物置き去り ダイアリーはまっさら物語
そうさ泣いたり 超笑ったり とにかく遠くへ共に行こう
今度の旅はかなりけったい でもあなたが来なけりゃ始まらない

宵待ち草の酔い醒めぬ間に 寄り道して拾うよいの明星
旅は学校 鍵を探そう いつか子供の表情が窓の向こう
科学者 真紅のリクシャー哲学にひかせて片道いくら?
シャーマン/代理店/旅行会社 ようこそ アカツキ・コンダクター

朝日に兎の代理店
あなたが望むならどんな場所でも つれていくさ今すぐご招待
もしもし?お電話待ってました。アカツキ・コンダクター

Smooth Operator, Rap on the prayer, A.Konduktor…

遠く遠くへ 僕らと行こう 思い立ったら 旅の始まり
3年E組花山さん お迎えが着てます…いますぐに!
Party=つまり大騒ぎ くだらない話花を咲かし
いつのまに?僕らクリシュナ いいさぁ遠慮すんな!

いつか、いつと 人はいうけど まだかまだかと みんな待ってる
たまにシグナル それはフォーチュン 夜に気づけば子猫の不在着信
最新/最高のサイエンス サイバーサイキックな回転数=33回と120度
おまたせ! アカツキ・コンダクター

動けなくても あしがなくても 問題ない僕らが連れて行く
そうさいまから 耳をかたむけ 音とことばに心と体預け

聞こえる? 夜中こっそり
月の見ぬ間に 盗んできたんだ
星の図書館 銀河の絨毯
千夜一夜と跨ぐ渡る亜空間

参観日はロン・カーター サガルマータ*空の天井
旅は学校 鍵を探そう 爆発&ワープ わくわくする
科学者 黄金の力車 音楽にドライブスルー 
どんなオーダー? どんなもんだって手配するさ 
ようこそ アカツキ・コンダクター


*サガルマータ:エベレスト(チョモランマ)のネパール名
Track Name: Funeral And Lapis Lazuli
4.不眠症のバンバータ
夕焼けの 首都高速 渋谷から 246
影ふみ ラブレター 渡し忘れて 六時まで
潮騒が 聞こえる 聞こえないよ 地下鉄
友達 町並み 夕日で もうオレンジ

夜は九時の 摩天楼 タナトスに 煙草すって
酔いしれる 夜の霧 欲望に どこへもいけない
くたびれた 目抜き通り 火の鳥が 神保町へ
ポケットには イコライザー インターミッション またあいましょうね

いまごろ 終電車に 揺られてる 君を思うよ
なるべく いじわるな 顔して 街を歩く
いかりを ふりまわして 午前零時 強く遠く高く
気を抜いて 涙して 雨漏り 水芭蕉

あれあれ  街頭の 周りだけ 雨が降ってる
たちどまり あまやどり 気がついたら 服もぬれてた
マイアーズ ラムを落として 午前三時の バドパウエル
眠れないよ 熱帯夜 思いやりを 忘れて


さよなら さよなら 弔いと ラピスラズリ
ほんとはね かんたんな 言葉で 伝えたいのに

さよなら さよなら 弔いと ラピスラズリ
かなうなら かんたんな かたちで  あずけたいのに
Track Name: Kyoto on my mind
できるなら京都で

やさしい亀裂 

何でもないさ
ありふれた意味 

ボクとキミ

1.
できるなら京都のすみに ちいさなおうちをかりて
アップライトのピアノといっしょに毎日すごすのさ

まどのそとには鴨川 キミとこちらがわ 気がつけばいつの間にか ボクはこちらがわ

神様、どうやらどこかで 間違えちまったようさ
それでも旅が続くならいつか会えるかな...そうだろ?

2.
ほんとうはそうさ京都に すてきなカフェを見つけて
amazonで本ばっか取り寄せて 眠るように生きるのさ

紙折り挟み吉田山 高野川から大原 ダニーハザウェイをつれていく
"We are alone now and I'm singin' a song for you..."

アップライトのピアノで 飽きるまでなぞるジャズやソウル
今でも大好きな曲がおんなじなのさ...おかしいだろ?

3.
迷わぬゆくえの人は 過去をトランクにつめて
したしんだドアをそっと締めて 住み慣れた今と別れる

未来という駅まで一緒に行けなくても つれていくよ 
いつも 思い出さなくても忘れる事はない...そんなもんさ

遠い旅先でうたう 歌が聞こえたなら 
変わり果てた今もかわらずに君にうたう歌
くだんないリズムや ありきたりのフレーズでも
初めて心に歌を教えてくれた 君にうたう歌
Track Name: Shinkainookibi
深海のおき火

深海のおきび 深い海に置かれた火
すいあつにまっ黒に身が縮み みなそこ眠らずに起きている火
「旅を続けていた頃、街は光が集まって、出来ていると思っていたんだ」
この丘を...越えたら オアシス辺境の街
光が向こうの夜から 寄添ってゆれてまたたき
ターバンを巻いたムスターファ つんのめってはみ出したキャラバン
さんざんなめに会ったんだろ そう 簡単にはいかないもんさ
ふれなけりゃよかった...? ふれたこと...後悔はしない
ガス灯からかくまうように 端っこの夜を 後ろ足で束ねた
....今夜静かで深くを しよしよ  ささやく暗がりに
数えている  水袋 胞の熾火が  鈍くいこってる

らくだで渡る環八
あくまでまじめな話
東名でクジラが吠える
ちょっと私は明石まで

ゆかいなあな 不自由なすがた
地中海ならあかい地下鉄のゲート
マリアナ海溝よりも深い罠
始発が6時、ソウルシンジケート

ぼうぜの島へと渡る小舟
かいをやすめてはつらつら夢
やみの間で瞬たいたひとの群れ

カケアミで出来た夜の孔に光る熾火を手で掴んで男はどこかへ消えたという
それは境目から眺める街がまるで銀河のように見えた頃の話

深海のおきび 深い海に置かれた火
すいあつにまっ黒に身を縮め
みなそこ眠らずに起きている火

「ここならだれにもみつかりませんから」
ささやかな小さいあかりたちは
今もあの海でいこりつづけている 
Track Name: For give, For get
ものわすれの神様

(もうええよ....)
ものわすれの 神様が この海の向こういたはんねんて
前田はんや中島さんに輪をかけたようなそら大物やねん
んでえげつないこと どんならんこと んがーと飲みこまはんねんて
ほたら根の国底の国のどこかに全部おいてきてしまうらしい

モクモクモクの入道雲も Knock Knock Knock して今日もサバイブ
送れ送れ!ドンドン向こうに サンダラボッチ邯鄲の夢に

うれしの子うれしの子
しょーもないことほたえては
夏の太陽夏の太陽
くすのきのねきでわろてけつかるで

君はギンズバーグ 前略アレン 可憐な花束の書簡受け取ったよ
ノーサレンダー 過ぎ行くカレンダー本当の夏を探しに行くんだ
ねえこの手を離さないで...ねえこの手を離さないで

カチカチコチの冷えた心に ドキドキドキの甘い太陽
かしてかしてあんたのハンドル とがったものを全部丸くして

いらちのこいらちのこ
せえだいぎょうさんせたろうては
いてこのさ いてこのさ
飛行機雲と空色のルノー

ものわすれの 神様が この海の向こういたはんねんて
オーガスタパブロや小松左京に輪をかけたようなそら大物やねん
何度だって何度だってんがーと飲みこまはんねんて
せやからたいがいどないな根性わるかて何度でもやり直しが聞くらしい

チタチタちったの通り雨と ピカピカぴっかの輝く道
せやでせやで"人はパンのみに生きるにあらず"ってほんまよういわんわ

うれしの子うれしの子
しょーもないことほたえては
夏の太陽夏の太陽
くすのきのねきでわろてけつかるで

--
サンダラボッチ : 桟俵法師
うれしの子 : 不可訳な関西弁、「お調子者」に近い
ねき : ねもと、たもと
いらちの子 : せっかちな人
せたろう : 背負う
「邯鄲の夢」 沈既済"枕中記"の故事、夢のように短い一生。
Track Name: music,
君を連れ出しに来たんだmusic
行き着く先はそうさ 白夜の休日
ピクニック 博徒 ナナイロの友人
いーすたんぶーる じゃめーか NY

しがみつくバックトラック
ふらついてハイジャック
足音がタップタップ みち打ちならす

旅人のリズムと誰かが呼んだ
ここからどこへも行かなくていいんだ
norfside から風が吹いてる...今日も出発 
ヒップホップでトリップしてる地下鉄 
ひといきれ くもる窓ふいて 海が見える

変わり続ける景色眺めてる
変わり続ける景色眺めてる
わからない事あまりに
時々立ち止りたくなるけれど

まるで子供から大人の宇宙飛行士
花見小路から駒沢通り
忘れる事からも逃げ出すように
目と目を交わしては
We still keep growin'...

いつも気づく闇夜に切り抜く
乗り継ぐビークル 闇・月のリズム
とけてひろがるこころはじゆう
君を連れ出しに来たんだmusic

それはミュージック time to have trip
君を連れ出しに来たんだmusic

動けなくなった足音たち
いらだちを隠し遺された街
立ち向かい たたかってるこだわりも
次第に長いもの巻かれたり

投げ出しちまえばまたたびの日々
なのに苦笑いしてドア叩く意味?
何度も何度も諦めなかった君
背中追いかけてtime has no limit

コンクリートにさくすみれ
息をひそめては片隅で...
夜はぐれ それでもkeep ya heads  up
ビルの谷間に星を探して

近く遠くに旅人のリズム
鳴り響け天辺の果てまで
景色が変わるだけの旅じゃない
景色を変えて幾度なんだ

忘れられない旅にしようぜ....
Track Name: Awakening Message
よあけのことづて (in Case of Ms. Fatima)

「星降る夜、移民街のカフェテラス、僕たちをわけへだつものなんて...」
照らす灯り ぼんやりと寄り添って ふたつ ボンソワール まってたんだ Ms.ファトマ

話をしよう どッからやって来た?
どんな神様をしんじ どんなコトバで愛を語る?
バビロンを呪うかい?美しいイミグラント
かえことしようか  その "柘榴"と"ポメグラント" 

『ゴロワーズの吸い方を教えてよ』
心は思わずバンカラなコトバを探すのに
計らず ふと憶いだす アンカラの住処
目の汗をこぼす前に体中の涙...

ミルクホール 溶け合わさっては AHB アンドレカンドレと何度で もルチャリブレ
無茶にやるぜ その蜜柑の香りは いつか悴んだ手 包み込んでくれた ハンドクリーム

「星降る夜、移民街のカフェテラス、僕たちをわけへだつものなんて...」

なあんにもないんだよ
そうだろ?

もうすこしだけ つきあってよ Ms ファトマ 星たちよのうにすれがった  夜明けまでは
たずねては つながった みんなのかぜが 時間さえわすれて 無数の手を合わせた
未来の景色が少し変わった どこへも行かぬよな旅だってあった
歴史より先にかなたへと叶えた またあえたありがとう 忘れられない 旅になった
いつだってひととひとの間に音楽 いつだって 月夜に 笑うコンダクター
砂漠にあふれ出した海原に咲いた 目の汗をこぼしながら体中の涙...
昨日と今日ではもっと今日がそうだったよ
今日と明日ではきっとあすにちがいないなら
またあえるさ それまで さよならさ
こんなにはなれても おなじ居場所に 

「星降る夜、移民街のカフェテラス、この気持ちをわけへだつものなんて...」

そらに 青い石を投げたら
また物語の続きを始めよう
さがしてたんだ よあけのことづて
"しあわせなら 君と僕の間   ... いつだって! "